Moka Yoshino

【色の意味と心理的効果】心とエネルギーを癒す色彩の力とは?|アート哲学×スピリチュアル

 

こんにちは絵描きの吉乃モカです。

 

突然ですが 皆さんは好きな色はありますか?

 

私自身、絵を描く時にはたくさんの色を使いますが
実際には、赤や黄色、ピンク、緑など

どの色もそれぞれに「意味」と「エネルギー」を持っていて
私たちの心や体に無意識の影響を与えているんです。

 

この記事では

 

・色が持つ心理的・スピリチュアルな意味

・チャクラとの関係

・芸術家ルドルフ・シュタイナーの色彩論

 

について、アートと癒しの視点からわかりやすく紹介します。

 

色はエネルギーそのもの

色とは、光の波長が目に映ることで生まれる「振動」です。


つまり、私たちは“光のエネルギー”を色として感じ取っています。

たとえば、

  • 赤を見ると「元気」や「情熱」が湧き上がる

  • 青を見ると「落ち着く」「安心する」


    などの感覚は、まさに色が放つ波動に心が共鳴している状態なんです。

 

色の意味と心理的効果

 

黄色の絵

情熱、刺激、エネルギー

活動的にさせる効果がある。

心を活性化させ、やる気を引き出す色。

冷え性や無気力な時にも効果的です

 

オレンジの絵

オレンジ

喜び、活発、明るい、暖かい

幸福感を与える効果人との繋がりを温かくし、

幸福感を与える効果があります。

元気を出したい日にもおすすめ。

 

 

黄色の絵

黄色

愉快、元気、希望

精神に活力や自信を与える効果がある

ポジティブな気分を引き出し

思考をクリアにする色。自己肯定感を高めたい時に◎。

 

 

緑の絵

調和、安らぎ、安定、

リラックスさせる効果。

自然を連想させる色で、ストレス緩和や心身のバランスを整える効果があります。

 

 青い絵

知的、落ち着き、信頼感

心のざわつきを鎮め、集中力を高めてくれる色。

深呼吸をしたくなるような安心感があります。

 

紫の絵

上品、優雅、神秘的、高貴、妖艶

スピリチュアルな感性を開き、インスピレーションを与える色。

アーティストやヒーラーに人気。

 

ピンクの絵

ピンク

可愛らしさ、幸福、愛情

自分を大切にしたい時、心を柔らかくしてくれる色です。

緊張や不安を和らげる効果も。

 

白い絵

無垢、純粋、神聖、清潔

清潔感を与える効果

空間を整えたい時に最適。清潔感を与えます。

 

黒い絵

高級感、威厳、重厚感

威厳を与える効果守る力や決断力を高めたい時に選ばれる色。

ミステリアスで高級感を感じさせます。

 

 

好きな色というのはその色の効果を求めているからかもしれませんね

 

 

 

 

 

チャクラと色の関係

 

チャクラと瞑想する女性

 

 

ヨガをされてる方、スピリチュアルに興味のある方なら一度は聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれません。

チャクラとはサンスクリット語で「車輪」「回る」という意味があります。

人体の中に7つのエネルギーが出入りする場所があるという考え方で、

その場所はまさしく車輪が回転しているように見えるのだそうです。

 

スピリチュアルの世界では

人の身体には7つの「チャクラ(エネルギーセンター)」があるといわれます。

それぞれに対応する色があり、その色を意識することで心身のバランスを整えられるのです。

 

その7つのチャクラと色の関係も上記の色と近似しており

 

 

第一チャクラ

赤色

活性化させると生きる力や自然治癒力などのエネルギーに効果があるといわれています。

 

第二チャクラ

オレンジ

感受性や性、バイタリティに関係があるといわれており、活性化させると感受性の豊かさや、情緒、チャレンジ力が増す効果があるといわれています。

 

第三チャクラ

黄色

個人としての力が宿る場所、自身の内面と繋がり、自信を高める効果がある。

 

第四チャクラ

愛の象徴、活性化させることで他人を受け入れられる

 

第5チャクラ

コミュニケーション、表現力を表すチャクラ

活性化させる事でコミュニケーション能力が高まる

 

第6チャクラ

藍色

第三の目ともいわれている。

見た目や体裁にとらわれない物事の本質の力が高まる。

 

第7チャクラ

頭の頂点にあるとされているチャクラ。直感や宇宙意識に関係する

悟りのチャクラでもある。

 

 

対応する色の服やアクセサリーを身につけたり

瞑想でその色をイメージすると、エネルギーの流れが整うとされています。

 

 

シュタイナーの色彩論

 

色が人に影響を与えるという点でもうひとつ。

哲学者であり、教育学者でもあるルドルフ・シュタイナー(1861ー1925)は色について以下の論を展開しています。

 

彼はゲーテの研究者でもあり、ゲーテの色彩論から発展させた彼の独自の色彩論を展開しています。

 

シュタイナーの色彩論には人にもたらす心理的な影響という観点から述べられており

専門用語も多いため、一度読んだだけでは難しいと思う部分もありますが、

個人的には絵を描く時色選びに役立ちそうだと思ったので紹介しておきます。

 

 

 

 

桃色(肌色)

人の色、魂の生きた像を表す。

 

生命があり、魂を持たない植物の色。

 

 

白、または光

明るさの中で自己を認識する人間のように、精神を持つ人間が放つ色。

 

生命のない、死の霊的な像、死者の精神を表す。

 

これらは物質に光が当たることで見える「像の色」としています。

 

赤色

生命の輝きを表す、均質に光るエネルギーの色

 

黄色

精神を活性化させる色、内側から外側へ広がっていくエネルギーの色

心の輝きを表し、内側へ向かうエネルギーの色

 

 

 

 

このように色は単なる「視覚的な要素」ではなく、魂の状態や意識の方向性を象徴していると考えられていたのです。

 

 

 

【まとめ】色の力を日常に取り入れてみよう

 

 

私たちは無意識のうちに、必要な色を選んでいます。
たとえば「赤い服を着たい」と思う日は、行動力を求めているのかもしれません。
「青い空を眺めたい」と感じる日は、心を静めたい時。

 

アートや日常の中で色を意識することで、心と体のエネルギーを整えることができます。
一枚の絵の中にたくさんの色を使うと、まるで宇宙のように多彩な輝きが生まれ、観る人の心を癒す力になるのです。

私自身も、ひとつひとつの色が放つ“命の光”を感じながら、これからも色と共に絵を描いていきたいと思います。

 

 

参考URL

https://iro-color.com/

https://web.archive.org/web/20160320001410/http://jyu-q.com/pia/colorpsychology/colorpsychology02.html

 

https://dews365.com/archives/205014.html

https://www.biople.jp/articles/detail/863

https://www.binchoutan.com/cureinner/chakra.html

 

 

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